VAPE業界には、「メンソール=炭酸感」という風潮があると思います。
これ、どうしても納得できません。
炭酸飲料を意識したリキッドは、高い確率でメンソールが配合されています。
さまざまなリキッドメーカーのうたい文句を読んでも、メンソールを添加することで炭酸感を表現する意図が読み取れます。
ひんやり爽快な後味という共通項から、そのような表現になる気持ちはなんとなくわかります。
しかし、炭酸のような刺激がないことはあきらかです。
それなのに「炭酸っぽいよねー」と受け入れるのは、到底無理があるのです。
個人的には、HiLIQのニコチンベースの辛さのほうが炭酸感があるような気がします。
のど奥がピリピリするあの感じ。
これを日本国内で販売するわけにもいかないので、ブラッシュアップの余地はないですが。
むしろ、炭酸っぽさはないにしろ、どちらかといえば清涼剤のほうがジュースに近い後味とも感じています。
感じ方はそれぞれでしょうけれど、やはり「メンソール=炭酸感」は納得できません。
もちろん、再現度には限界があります。
リアルさを求めるのであれば、本物を口にしたほうが早いことはわかっています。
そういう意味では、この表現や風潮に文句をいうことは屁理屈でしかないのかもしれません。
ただ、そこで思考停止してしまえば、物事は発展しませんよね。
なにかこう、既存の香料の組み合わせだけでなくて、画期的な素材が出てくればいいのになーと思います。
安全性が担保されていて、ガンクも少ないような材料です。
そこを探求するのはリキッドメーカーの仕事なので、さらなるイノベーションに期待です。
リキッド革命が起こるまでは、割り切って楽しむのがいちばんですね。
とりあえず名前を出したのでHiLIQのページを貼っておきます。
以上、バイバイ。
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