Maze V3の良いところをピックアップしました。
大きくわけて5つ挙げます。
作りが綺麗
各所のレビューで見ていた内容から、仕上げの良さには定評があるイメージを持っていました。
評判通り、とても綺麗に作られています。
彫り込みの精度もさることながら、アトマイザー上部を見ると先代のMazeを踏襲していることがわかります。
このあたりはメーカーのこだわりが見られますね。
切削のバリやOリングのちぎれなども見られませんでした。
低価格ながら所有欲を満たしてくれる、良いアトマイザーです。
ビルドがかんたん
2ポールのシングル専用デッキになっています。
Serpent AltoとかEngine Nanoみたいな感じですね。
これ大好きです。
理由は、ビルドが楽だから。
しかもmaze V3はビスの頭に細かいローレットが彫ってあるので、手で仮止めもできます。
最悪、ネジ山を潰してしまっても、ペンチで固定できるので安心ですね。
ポールとキャップとの距離を見ても余裕があります。
コイルの足を切るときも、極端に神経質にならずに済みますね。
もちろん、コイルを動かさずにエアの当たり方を調整することもかんたんにできます。
Maze V3の大きな特徴ですね。
ビルドのしやすさは過去最高レベルです。
思いのほか、ビルドの自由度が高くない
良いところにするべきか迷いましたが、別にマイナス要素ではないのでここに書きます。
内容としては、前項に続くものですね。
独特のエアフローコントロールによって、供給角度を変えられるところがMaze V3の特徴です。
これはもちろん、デッキのスペースが広くコイルの位置調整がしやすいことから、一見ビルドの自由度が高いと思いがちです。
しかしながら、実はおいしく吸えるポイントが限られているアトマイザーだと思います。
コイル位置は若干上げ目の中空におき、それにぶち当てるようなエアの角度にする。
だいたいこのあたりに落ち着くと思います。
というのも、エアフロー調整による変化はあるものの、そこまで劇的に変わるわけではありません。
上記したようなビルドであれば、味と香りのバランスがとれて、ミスト温度も熱くならないビルドになります。
「自由度か高い=おいしい」というわけでもありませんので、これは別に欠点ではないと思います。
しかもMaze V3に関しては、そのちょうどいいところを見つけるまで、ほとんど時間はかかりらないでしょう。
よって、これは良いところのひとつとして挙げました。
おいしい
味が濃くて、香りも良い。
シンプルな感想ですが、これおいしいです。
ミスト温度が高くなりそうだなーと予想していましたが、そうでもなかったのが意外でした。
さすがにクラプトンを組んだりすると熱く感じますが、それはどのアトマイザーでも一緒ですね。
構造的なところでいうと、もともと「ななめ下からのエアフロー」が大好きでした。
理由は、前述した内容に重なりますが、味と香りのバランスがいいから。
Maze V3は、まさに理想の構造をしていて、期待どおりのミストを供給してくれます。
価格が安い
ここまでご紹介したとおり、Maze V3はかんたんビルドでおいしくてカッコ良さげなRDAです。
これほどクオリティが高いのに、価格が安いってのは魅力ですね。
国内で買ったとしても3000円前後、海外通販でも20ドル以下で買えます。
製品の出来には関係ありませんが、価格に極端な乖離が見られないのも良いところですね。
おれみたいにハイエンドに対してあまり興味がない人にとってはもちろん、これからRBAを始めたいという人にもおすすめできます。
とても良いアトマイザーだと思います。
コメント
最近、Yuri RDA を引っ張りだしてきては、デュアルビルドに失敗しまくっているほぐほぐです。この際、シングル専用のRBAアトマを買おうかと思っており、MAZE V3かGalaxies MTLのどちらを買おうかと悩んでいます。味重視で行きたいので、Galaxiesも捨てがたい反面、どちらかというとDL派なのでMAZEの方がいいのかなとも悩んでいます。また少しずつ沼にはまっていきそうな予感です。