【無名クローン】Sector one vapors AX1

 

Sector one vaporsのAX1、初めて買ったクローン品です。

 

 

クローンですし、さんざんレビューされているものです。

真新しい情報はないと思いますが、自分なりの目線でこの子について書いていきます。

 

 

購入理由

まずは購入理由から。

この見た目に惚れました。

 

 

シンプルでかっこいいですよね。

この頃のRDAは無骨なデザインが多いような気がします。

変なエングレービングとか主張の強いロゴがないのが良いです。

こういうの大好きです。

 

 

外観だけでなく、構造も魅力的です。

特筆すべきは、エアの流れ方。

 

パッと見るとトップサイドエアフローに見えますが……

 

 

エアホールが内部でオフセットするかたちになっています。

Hasterみたいな感じですね。

 

と思いきや、

デッキ内を見てると……

 

 

まさかのボトムフローだった、っていう構造です。

 

このメカっぽさは、男にロマンを感じさせます。

” Sector one Vapors “というメーカーで、” AX1 ” というネーミングだから余計に。

 

とにかく、ものすごく独創的なRDAです。

 

では、なぜクローンを買ったのかと。

たしか、当時からすでにオーセンが手に入らなかったと記憶しています。

それかFacebookでのリスト販売がややこしかったのかもしれません。

ずいぶん前のことなのであやふやです。

 

とりあえず、クローンでいいやと思って買ったのはたしかです。

概要については他のブログやYoutubeのレビューをみてください。(丸投げ)

 

 

以降、使ってみて「良かったなー」と思ったところと「これはちょっとなー」と思ったところを書き連ねます。

 

 

良かったところ

見た目や印象についてはさんざん語ったので、次は使用してみた感想について書きます。

 

良かったところは、ずばり「おいしいこと」です。

これ、本当においしいです。

 

クリアロからRDAに移行して、味の出方の違いに感動したVAPERはたくさんいると思います。

もちろん、私もそのひとりです。

 

しかしこのRDAは、その感動をもう一段階上に引き上げました。

こんなにおいしいRDAがあるのか、と。

 

印象としては、輪郭がはっきりとした味があったかいミストにのってくるような感じです。

香りも広がるんですよね、不思議と。

エアの吸入量とデッキの狭さのバランスがいいのかもしれません。

 

文字にするとチープな印象になりますが、今なお捨てずに所有しているのはこのおいしさを経験したからですね。

実際、いろんなレビューを見ましたが、これを「おいしくない」と表現している人は見たことがありません。

 

 

良くないところ

ビルドがめんどくさい。

これに尽きます。

 

ビルドが面倒なアトマイザーは、過去にいくつかありました。

コイルの位置やウィッキングがシビアだとか。

パーツ点数が多くてデッキにアクセスしづらいとか。

構造的に、なかなか味が出づらいとか。

 

AX1の場合。このような一般的なわずらわしさとは少し性質が違うように思います。

なにが面倒がって、コイルのビルドです。

 

付属されている説明書の一部をご覧ください。

 

 

要するに、デッキに組み込む前にコイル脚を処理しなければならないのです。

あらかじめ長さを見繕う必要があります。

 

去年からちょこちょこ出てるポストレス構造のRDAなんかもそうですが、このひと手間ってまあまあストレスを感じるんですよね。

もしも切りすぎたら、そのコイルを巻くために使った分のワイヤーが台無しになっちゃうし。

 

しかもAX1の場合、デッキに差し込む足の角度まで調整しなければならないです。

初ビルドのとき、自分の不器用さもあいまって1時間以上かかりました。

誇張表現ではありません。

ぶっちゃけ、苦痛以外の何者でもない時間でした。

 

AX1のビルドのめんどくささは過去最高です。

いまだに自分の中の記録は塗り替えられていません。

 

 

 

結果発表

クローンであれば、アリ。

 

フレーバーの出方は絶賛したとおりです。

しかし、そのわりにAX1を使う頻度自体はそこまで多くないです。

ビルドがめんどくさいからですね。

 

こんなときは、ビルドのめんどくささと、それを経て感じられるフレーバーとを天秤にかけましょう。

「ビルドに苦労した分、おいしく吸える」と考えるか。

もしくは、「わりに合わない」と考えるか。

 

個人差はあるでしょうけど、個人的には「わりに合わない」と思いました。

 

ただ、これはクローンです。

格安で買えたので、まったく損した気分にはなっていません。

万単位のお金を払ったオーセンだったら後悔していたかもしれませんね。

この値段であの味(と苦痛)を感じられるのは、VAPERとして必要な経験だったように思います。

 

無名クローンの製品ですが、精度は悪くないです。

手を切るほどのバリがあるわけではなく、内部のエアホールがふさがってることもないです。

このクローンを買ってよかったですね。

 

ちなみに、今オーセンは中古でしか手に入らないようです。

新品がほしいのであればクローンしか選択肢はないのが残念ですね。

 

買ったのはこれですが、今見たらもうディスコンになっていました。

クローンなのに。

 

 

4ドル以下で買えたんで良かったんですけどねー。

ちなみに画像ではドライバーとOリング、替えのイモねじが映っていますが……

説明書以外入ってませんでした。

さすがクローンですね。

「まあいいや」と思って文句は言いませんでした。

 

 

今現在、FastTechで買えるのはこれしかありません。

 

 

クローンにしてはちょっと高いですが、付属品がやけに豪華です。

22mm径で、ビューティーリングがついてるようです。

さすがにこれらの付属品はしっかり入っているでしょう。

 

クローン品をすすめるつもりはありませんが、興味があれば検討してもいいじゃないでしょうか。

以上。

 

 

コメント