Maze V3のビルドをさらします。
この記事の内容に登場したことを受けて、その流れでビルドします。
使うもの
Maze V3本体に、ビルド用品、そして長年愛用しているお気に入りのDRIP BOX。
DRIP BOXはいわゆる「セミメカ」なので、ホットスポット除去や抵抗値の計測はオームメーターを使用します。
ワイヤーは付属のクラプトン、コットンは無印良品の漂白タイプを使います。
テイスティングのリキッドは、HILIQの高濃度レッドブルを用意しました。
さあ、やっていきましょう!
コイルビルド
付属しているクラプトンコイルですが、保管状況が悪かったようで型崩れしていました。
奥側にあるのが本来の姿で、今回は手前にあるグチャグチャのクラプトンを使います。
もはやプリメイドコイルの体を成していないので、ピンセットやジグを使って成型しなおします。
ちなみに、内径3mmでした。
ホットスポットを除去しながら、同時進行で丁寧に成型していきます。
隣り合ったワイヤーを完全に密着させることはできないと思ったので、細かいスリットが入ったエアチューブを使うことに。
このように、コイルにあわせてエアホール形状の選択ができるのはMazeの強みですね。
やはり微量ながら、スペースドクラプトンコイルになりました。
立ち上がりが不安ですが、まあいいでしょう。
抵抗値を計ってみます。
0.83Ωと、けっこう高めになりました。
このクラプトンの素材がわからなかった(忘れた?)んですが、色味や抵抗値からおそらくカンタルだと思われます。
余計に立ち上がりが気になるところですね。
まあ、抵抗値が下がりすぎるよりもマシなので良しとします。
ウィッキング
無印良品で売ってる普通のコットンをスコティッシュコットンロールで巻きます。
無漂白のものを使った理由は、自分でもわかりません。
若干の厚みをもたせながらも、ふわふわに巻きます。
コットンの両端を軽くすいたあと、長めに残してカットしました。
Maze V3の場合、コットンをポールの後ろ側に回り込ませるようなウィッキングになります。
エアチューブに触れないようにだけ気をつけましょう。
こうなりました。
コットンの両端はけっこう長めにとったんですが、それでもギリギリくっつかないくらいでした。
このあたりは好みというか、テキトーでいいと思います。
完成!
HILIQのレッドブルをひたして、吸ってみます。
普通においしいですが、思ったとおり立ち上がりは遅いですね。
DRIPBOXの出力不足もあるかもしれませんが、やっぱりコイルに工夫が必要だと思いました。
というのも、スペースドではないクラプトンを0.5Ωくらいで吸ったときはもっとガツンときてくれていたんですよね。
このRDAでクラプトンを使うのであれば、そういう吸い方が正解なのかなとも思います。
でもまあ、細かいことは気にしないようにします。
普通においしく吸えているし、ポカポカ陽気のなかダラダラVAPINGしたかったので。
それにしても、ビルドするのが楽チンでしたねー。
さすがMaze V3、といったところです。
トップキャップはゆるさは相変わらず健在ですが、BF運用すればそんなこと気にしなくていいですからね。
多少のにじみはあるにしても、よほどアホなチャージをしない限りダダ漏れすることなんてまずないです。
いいでしょ、この組み合わせ。
買った当時は、これを実現するべくポジピンの延長に挑戦したようなものですから。
どちらもだいぶ前にリリースされた製品ではありますが、これからも愛用していきます。
以上、バイバイ。
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