【ビルドさらし】Eleaf ECR Coil Head RBAユニット【大失敗】

 

「この製品について今さらあーだこーだ書くのは世界中でおれしかいないだろう」

 

ってなわけで、今回はEleafのECR Coil Headをビルドしていきます。

Melo3 miniに付属しているコイルのRBAユニットですね。

 

 

正直、もはや需要がないであろう製品ですし、これをただビルドしたってつまらないと思います。

なので、純正のクリアロマイザーを用意して味の比較をしようかと思います。

 

もちろん、純正仕様に近くなるようにビルドします。

「自分vs純正」という意味では、ビルドの腕試しでもありますね。

やっていきましょう!

 

 

用意するもの

 

メインとなるRBAユニットに、対抗馬となる純正コイル(0.5Ω)を用意しました。

それからもちろん、melo3 mini本体に、ワイヤーやコットンなどのビルド用品。

抵抗値の計測とホットスポット除去は、オームメーターを使用します。

テイスティングのリキッドは自作のHILIQラムネを選びました。

 

 

 

コイルビルド

もう誰も使っていないと思うので、サクサクと勧めます。

純正の仕様に近づけるために、使用済みのコイルをばらしてみました。

 

 

初めて知りました。

純正はパラレルだったんですね。

ワイヤーはおそらく28ゲージのカンタル線で、コットンはジャパニーズオーガニックコットンでしょう。

 

純正と同じように、パラレルのバーチカルコイルを巻きます。

内径4mmのスペースドで、だいたい4巻きくらいです。

 

 

これがけっこう面倒でした。

 

オームメーター付属のクリップでドライバーンして、抵抗値を見てみましょう。

 

 

オームメーター読みで0.59Ω。

まあまあいいところですね。

次はコットンを巻いていきます。

 

 

ウィッキング

コイルの長さに合わせて、無印良品のコットンを切ります。

その後、硬い表面を両側とも剥ぎます。

 

 

剥いだ表面のうち、使うのは片方だけ。

もっといえば、これらをそのまま巻くとユニット内に収まらないので、長さも厚さも3/2程度にします。

 

そんで、ジグがドライバーにコイルを差しながら巻きつけていきます。

 

 

最後に、剥いだ硬い表面を1枚使ってロールしたら完成。

リキッドで濡らしながらやるとスムーズです。

 

できたコイルをユニット下部にぶっ刺して、底部のプラスとマイナスに脚をわけます。

このあたりはiCareのビルドと同じ要領ですね。

 

 

完成!

さっそく吸ってみます。

まずは純正のコイルから。

 

正直なところ、特別なおいしさは感じません。

ガッツリ焚いてあげなきゃ味しないし、それでもやっぱり薄いし。

ただ、とっても懐かしい味がします。

「こんな感じの味の出方だったなー」と、記憶がフラッシュバックしました。

 

次に、自分でビルドしたほうを吸ってみます。

ブログだからといって見栄をはらずに、なるべくフラットに判断します。

コイルを差し替えるのが面倒なので、Melo3 miniをもうひとつ用意しました。

さあどうなるか。

 

 

 

めちゃめちゃマズかったです。ゴミみたいな味がしました。

 

たいしておいしくない純正のほうが、10倍くらいマシです。

味はそれなりに出ているんですが、なんか雑味が多いですね。

しっかりドライバーンしなおしてコットンも変えましたが、ダメでした。

それからスピットバックやジュルりもひどいです。

 

自分のビルドスキルがまだまだショボいことに気づかされました。

 

 

ただ、ここでちょっとした汚名返上というか、言い訳をさせてもらいます。

 

この製品に関してメーカーが想定しているのは、コイル横置きのビルドなんですよね。

 

 

たしか開封時には、横置きのプリメイドが搭載されていたように記憶しています。

このRBAユニットを使っていた当時も、横置きで使ったほうが漏れないしおいしかったんですよね。

 

 

ビルドして比べてみたら、こちらのほうが断然おいしかったです。

要するに、「純正の再現 < 純正 < リビルドした横置き」って感じです。

 

今回のビルドは大失敗でしたが、これでなんとかメンツを保てればと思います……。

 

昔使っていたものを、引っ張り出してきて遊ぶ。

読者の方からいただいたコメントにもありましたが、こういうのも楽しいですね。

この記事のビルドは参考になりませんが、みなさんがノスタルジーを感じるきっかけになればと思います。

 

以上、バイバイ。

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