【UD】クラプトンワイヤー カンタル 26AWG+32AWG

 

UDのクラプトンワイヤーについて備忘録を書いておきます。

26ゲージ+32ゲージの組み合わせで、カンタルワイヤーを使ったものです。

冒頭からほぼネタバレになってしまいますが、めちゃめちゃ気に入って普段から愛用しています。

 

 

 

購入した理由

買ったのはだいぶ昔のことなので、明確には覚えていません。

が、おそらくこんな感じだったと思います。

 

 

「クラプトンコイルはおいしく吸えるっぽいけど、抵抗値が下がるっぽい」

 

まず、このジレンマがあったんです。

VAPEを始めた当初から爆煙に興味ない派だったので、抵抗値が下がってしまうのは大きな問題です。

しかしながら、ひとりのVAPERとしてクラプトンコイルの味に興味があることも事実でした。

 

そこで、「カンタルで巻かれたクラプトンならイケるんじゃないか」と思ったのです。

 

 

良いところ

それで、実際に買いました。

使ってみた結果からいうと、ものすごく使いやすいです。

 

気になるのは抵抗値の様子ですね。

まずはこちらの画像をご覧ください。

 

 

見た目では、なかなかイカつい感じですね。

しかし、抵抗値を見てみると……

 

 

内径3mmの5巻きシングルで、0.71Ωです。

 

ぜーんぜん低くないですね。

これがたとえばNi（ニッケル）ワイヤーで作成されたクラプトンなら、モノにもよりますが、0.3Ωを下回るでしょう。

このくらいの数値であれば、神経質になる必要はありません。

 

抵抗値が下がりすぎない。

カンタルクラプトンのもっとも良いところはこれですね。

 

 

良くないところ

一方で、気になったこともあります。

立ち上がりの遅さです。

 

抵抗値をみながら「だいたいこのへんの出力だなー」と思って設定しても、ミストが立ち上がるまでにラグがある場合がほとんどです。

コイルが温まっていれば快適なんですが、一度冷めてしまえば振り出しに戻ります。

 

安全マージンをとるための仕様なので、仕方ないんですけどね。

 

解決策としては、2つあると考えています。

ひとつは、徐々に出力を上げていって、味と立ち上がりとの整合性がとれるポイントを探る方法です。

コイルが冷めるのを待ちつつ、これを何度も繰り返します。

 

もうひとつは、MODのプリヒート機能を使ってコイルに熱を加える方法です。

最初の段階で強制的にブーストできるため、こちらのほうが楽かもしれません。

もちろん過度に出力をかけてしまわないよう、様子を見ながら行いましょう。

 

 

結果発表

アリ、としか言いようがない。

 

0.3Ωを切るようなセッティングって、気を張るじゃないですか。

暴力的ともいえる大量のミストに魅力を感じるのはわかりますが、個人的にはいらないです。

安全に、おいしく吸える道を選びたいのです。

 

このような自分のスタンスに合っているんですよね、カンタルクラプトンは。

普段から0.5～1.2Ωくらいの幅でVAPINGすることが多いんですが、その領域で使用できちゃいます。

 

しかも、クラプトンコイル全般にいえることかもしれませんが、テキトーに組んでもおいしくなるってのも魅力ですね。

単線に比べてコイルの表面積が大きいので、しっかり味が乗ります。

頼りすぎるとビルドスキルが低下するんじゃないかと思うレベルの手軽さですね。

 

「おすすめのクラプトンワイヤーは？」と聞かれれば、間違いなくこれを推します。

良ければ試してみてください。