【ビルドさらし】OBS Engine Nano【クラプトンワイヤー使用】

 

今回はOBS Engine Nanoをビルドします。

久々の登場となりますが、今でも手放さず大切にしているRTAです。

 

 

 

使うもの

 

タイトルにあるとおり、今回はクラプトンワイヤーを使用します。

というのも、Engine Nanoは見た目のわりに優しい味の出方をするんですよね。

なので、ゴツめのワイヤーでミスト量をかさ増ししながら、焚き気味なセッティングにしようと思います。

 

オームメーターの出力だとクラプトンの熱を入れづらいので、MODを使ってホットスポットを除去します。

コットンは無印良品、リキッドは自作のHILIQラムネ、それからもろもろのビルド用品。

さあ、やってきましょう!

 

 

コイルビルド

使うクラプトンワイヤーは、26ゲージの芯に32ゲージを巻いたカンタル線です。

これを内径3mmで5巻きします。

 

 

ちなみにEngine Nanoの場合、いわゆる「逆巻き」で巻きます。

左手でワイヤー固定したときに、手前に引く方向で巻くというわけですね。

ポストにあるワイヤーホールの高低差が逆巻き仕様なので、それに合わせます。

 

ホットスポットを除去して、抵抗値を見てみましょう。

 

 

若干見づらいですが、0.71Ωとなりました。

こちらにも書きましたが、カンタルワイヤーのクラプトンコイルは抵抗値が下がりづらいんですよね。

クラプトンコイルでありながら比較的高めの抵抗値なので、とっても使いやすいです。

 

 

ウィッキング

Engine Nanoのもっとも大きな魅力は、漏れないことです。

GTAタイプのデッキで、なおかつ今となってはめずらしいトップエアフローですからね。

構造上、漏れる要素を見つけるほうが難しいくらいです。

 

なので、ウィッキングはラフにやっちゃいます。

せっかくですから、変則的なスコティッシュロールを試しましょう。

 

まずは通常どおり、硬い表面を片側だけ剥ぎ取ります。

セオリーに従うなら、ここでコットンを伸ばすんですが……

その前に、短冊状に切っちゃいます。

 

 

長さはテキトーで、たぶん1cmないくらいです。

 

短冊状になったコットンを、スライドさせるように引き伸ばします。

 

 

なるべく均等な厚さになるよう、コットンの両端を見ながら伸ばしましょう。

 

ここからはいつもどおりですね。

硬い面が残っているほうを芯にして、ロールします。

そんでコイルに通すだけ。

 

 

注意すべきポイントとしては、ウィックホールに隙間を作ることです。

画像では片側しか写っていませんが、これを両側で行います。

 

理由としては、供給不足を防ぐためです。

ウィッキングをテキトーにやっても漏れることはないですが、供給不足となると話は別ですね。

しかも、今回使っているのはクラプトンコイルなので、もしこれでイガったら大変です。

 

なのでスムーズにリキッドを吸い上げるよう、通り道を作ってあげます。

それに伴って、コットンの両端もスカスカになるように処理します。

ドライヒットで最悪な気分にならないためにも、ここはしっかり確認しながら様子をみましょう。

 

 

完成!

あーだこーだ書いてるうちに、完成しちゃいました。

さっそく吸ってみましょう!

 

 

やっぱりうまいぜ、このRTA。

 

 

このRTAが話題になったのはだいぶ前のことで、正直「時代遅れ感」は否めません。

しかし不思議なことに、昨今続々とリリースされる大型のアトマイザーを見てもまったくそそられないんですよね。

 

おそらく、Engine Nanoが良すぎるのだと思います。

ビルドは楽だし、味も香りもよく出るし、漏れないし、大容量だし。

これが自分の用途やスタイルに合致しまくっていて、対抗馬がいない状況です。

 

ぶっちゃけ久々に吸いましたが、あらためて良いRTAだと思いました。

今回はカンタルクラプトンでビルドしましたが、とっても相性がいいと思います。

これからも使っていきます。

 

以上、バイバイ。

 

FastTech

 

 

コメント

  1. SD より:

    このワイヤーならデッキが小さくてラップ数稼げないときでも、抵抗値高く出来て良さそうですね!

    バーサーカーMTL RTA miniのビルドするときデッキが小さくて単線でビルドするとなかなか抵抗値高く出来なくて困ってたんですよねw

    • Ryo より:

      SDさん

      コメントありがとうございます!

      バーサーカーもお持ちなんですね!すごい!

      細い単線のワイヤーで高抵抗にするのとはまた違った味の出方を楽しめるので、カンタルクラプトンはめっちゃ気に入ってます!

      Ryo

  2. SD より:

    まだバーサーカーとメイズv3しか持ってないですし、ワイヤーもss316とカンタルしか持ってないのでお金がかかりそうな気配ですw

    彼女は自作リキッドに興味あるみたいなんで、まだまだ必要になってきそうです!