今回は、コイルの見た目によって味が変わるかどうかを検証します。
ピンときていないと思うので説明しますね。
コイルを巻いたとき、あまり上手くいかないことってあるじゃないですか。
段差が出来てしまったり、隣同士のワイヤーが重なったり。
おれはビルドが下手くそなのでけっこうあるんですよ。
要するに、見た目として綺麗に巻けているコイルと、そうでないコイル、両者の味を比べてみようって話です。
検証に使うのはこれらです。
アトマイザーはMaze V3です。
ワイヤーは26ゲージのカンタルで、テクニカルMOD(eVic Vtwo)ですね。
同じ巻き数、同じ内径、同じセッティングで、同じリキッドを吸います。
リキッドはこれ。
LEMON TWIST E-LIQUIDの、PINK PUNCH LEMONADEです。
さっそくやっていきましょう。
まずは普通に巻いたコイルから。
とりわけ綺麗なわけではないですが、まあ普通というか、許容範囲ですよね。
抵抗値を見てみます。
見づらいですが、0.76Ωでした。
ふむ。
次に、汚く巻いたコイルです。
ちょっとわかりづらいので、恥を忍んで近くまで寄ってみましょう。
うわあ……
これはひどいですね。
コイルだけじゃなくデッキも汚いし。
とりあえず抵抗値を確認します。
0.79Ωでした。
まあ普通に巻いたコイルとだいたい一緒ですね。
なるべく同じようにウィッキングするため、短冊状に切ったコットンを使います。
これにリキッドを垂らして吸っていきます。
最初に浸透させるときも、なるべく同じよう分量を意識して行います。
さあ、コイルの見た目がどのような影響するのでしょうか。
確かめてみます。
結果発表
ぜんぜん変わんない。
まあ、厳密には変わってるんでしょうけどね。
おれのバカ舌では、まっっったくわかりませんでした。
ただ、後出しになってしまいますが、この結果にとくに驚きはないんですよね。
実のところ、以前から思ってました。
「同じ材質のワイヤーで、内径も巻き数も同じであれば、コイルの形状ってあんま関係ないんじゃ……?」と。
つまり、綺麗に巻けたからといってそんなに変わるような気がしなかったんですよね。
比べるとすれば、やはり「ウィッキング」のほうだと思っています。
ウィッキングの出来・不出来のほうが、味への影響が大きいのではないかと。
これはまた別の話なので、詳しくは割愛します。
今まで、この持論は感覚的なものでしかありませんでした。
今回の検証で実感に変わったので、恥ずかしげもなく公開することにします。
最後に予防線を張っておきますが、これは主観でしかないのでね。
みなさんが検証したときは、また別のことを感じるかもしれません。
むしろ、すげー当たり前のことを記事にしているのかもしれないし、逆にまったく的外れなことを書いているのかもしれません。
だとすればめちゃくちゃ恥ずかしいですが、まあ良しとしましょう。
自分の実感をもってたどりついた結果なので、胸を張っておきます。
よければ、みなさんも試してみてください。
以上、バイバイ。
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