【SXK】Doggystyle 2k16 クローン

 

「またDoggystyle 2k16 クローンの話?」

 

まあそうなんですが、今回はSJMY製ではありません。

 

この記事でご紹介するのは、SXK製のクローンです。

こちらもまた有名なクローン屋さんですね。

 

だいたいのことはSJMYクローンの記事に書きましたが、いくつか基本仕様が異なっている点があります。

よって、比較・補足しながらの内容になります。

 

 

見てみた

まずはここに言及しなければなりません。

 

クリアタンクです。

 

 

オーセンはもちろん、クローンでも「すりガラスっぽいタンク」が多い中、SXKはクリアタンクを採用しています。

カッコいいですよね。

 

SJMYクローンの記事で書き忘れたことですが、ドギーのタンクは3.5ml容量です。

2.5ml~3.0ml容量のタンクが多い中、このくらいのリキッドを入れられるのは心強いです。

 

SJMYとの違いというところでは、SXK製のドギーはドリップチップが付属してきます。

 

 

ヒートシンクっぽいのがイカしてしますよね。

見た目のマッチングも良さげです。

 

 

もうひとつ大きな違いのひとつとして、デッキ底にOリングが追加されています。

 

 

ロットによってはSJMY製品にもついているというウワサがありますが、真偽のほどは定かではありません。

 

ただこのOリング、正直あってもなくても変わらないと思っています。

所有しているSJMYドギーにはついていませんでしたが、漏れたことはないですからね。

 

ドリチやOリングが追加されているという意味で、必然的に同封されている付属品は多くなります。

 

 

でもまあ構造がシンプルなので、あくまで必要十分って感じです。

 

ちなみに、全体の仕上がりは綺麗です。

とってつけたような書き方になって申し訳ないですが、重要なことですね。

 

 

使ってみた

ss316の28ゲージを使いました。

いつもは内径2mmで巻いているのですが、検証のため内径2.5mmにチャレンジ。

 

 

デッキのクリアランスはけっこうギリギリですね。

ショートが心配な人は、コイル位置を上げてビスとの干渉を避けるか、内径2mmで巻いたほうが無難です。

 

比較の意味も込めて、使うリキッドはこいつで。

 

 

さあ、吸ってみましょう。

 

 

 

 

相変わらずうまいなー。

 

味や香りの傾向としては、SJMYとほとんど一緒です。

ただ、ドローは重いですね。

ブラインドテストしても一発でわかるくらいに、一度に吸える空気量が違います。

 

 

ちなみに付属のドリチは、可もなく不可もなくといった出来です。

たいした工夫もないですし、決して高性能なものではありません。

下部のヒートシンクも機能しているのか微妙な感じです。

ただ、見栄えが良いので使い続けています。

 

 

良いところ

Doggystyle 2k16の良いところというか、SXKクローンの良いところを挙げます。

 

1つ目は、クリアタンクです。

もうだいぶ前の話になりますが、ドギーのクローンを買うときにSJMYとSXKで迷いました。

結果、SXKのクローンを買ったのですが、決め手となったのはこのクリアタンクです。

完全に見た目の好みですね。

 

2つ目は、ドローの重さです。

SJMYに比べるとかなり重めのドローですが、個人的にはこちらのほうが好みです。

吸い方、スタイルの違いですね。

 

3つ目は、ドリチの存在です。

たとえ性能が良くなくても、あるのとないのじゃ大違いです。

ドリチが付属していないアトマイザーを買ったことがあればわかるはずですが、ドリチ探しってけっこう難しいんですよね。

「とりあえず」の使用にしても、見た目的にマッチングするドリチの存在は大きいです。

 

 

良くないところ

「タンクを手で開けられない」という構造上の問題は、SXK製にも発現しています。

それはこちらの記事で確認してください。

 

とはいえ、良くないところって正直あんまり思い浮かばないんですよねー。

強いていえば、ドローが重いのでDL派の人は切り捨てられるくらいですか。

ただ、ガチのDL派であればこの手のRTAは買わないともいえるので……

微妙なところですね。

 

あとはなんでしょう。

付属ドリチの内径をもうちょい細くしてほしかったとか?

しかしこれも個人差というか、本当の意味で「好みの問題」なので、良くないところとはいえないですね。

 

 

 

結果発表

アリ、これ好き。

 

SJMYとSXK、どちらかひとつを選べといわれたら……

ドギーのクローンに関しては、SXKのものを選ぶでしょう。

もちろん、自分の嗜好にあってるという意味でしかなく、SJMY製のドギーも好きですけどね。

 

まあ、どちらにしてもクローンです。

ここは忘れちゃいけません。

 

ぶっちゃけ、クローン製品を紹介するブロガーなんてロクなもんじゃありません。

コンプライアンスやら何やらでうるさい昨今、立場的にむずかしい物がありますし……。

メーカーやショップとの利害関係もない自分でも、若干の抵抗感を感じています。

 

ただ、もしリアルの友人からおすすめを聞かれたら、迷わずドギーのクローンを挙げるでしょう。

うまいし、漏れないし、大容量で低価格。

みんなに普及したいくらい、おすすめできるRTAです。

 

今回ご紹介した製品は、Fasttechで買ったものです。

 

SXK Doggystyle Styled RTA Rebuildable Tank Atomizer

Fasttech – SXK Doggystyle Styled RTA

 

 

アマゾンで販売している人もいるみたいです。

 

 

いわゆる輸入代行っぽいですね。

「多少高くついてもいいので海外通販をしたくない」って人は、選択肢に入れてもいいかもしれません。

 

このあたりは、個々で思う最良の選択をすればよいと思います。

よければチェックしてみてください。

 

以上、バイバイ!

 

コメント

  1. たかはし より:

    相変わらずレビュー上手いですね( ^ω^ )
    ブログの内容から外れますがクローンを製作して販売するのって、本家のメーカーから怒られたりしないもんなんですかね?
    チャイナでヴィトンのパチモンを販売するのと同じような気がしますが…

    • Ryo より:

      たかはしさん

      コメントありがとうございます!

      まだまだですが、そういっていただけるとやっぱり嬉しいですね!
      もっとわかりやすく伝えるために日々精進します!

      クローンの製造・販売については、メーカーが対応しきれていない現状や中国の文化的な背景など、いろいろな要因があるようです。
      詳しいところはわかりませんが、いずれ記事にまとめようと思っています!

      Ryo