【おれ流】スティープの方法

 

前回の記事で告知していたとおり、ここではスティープの方法について書きます。

正直、スティープのセオリーなんてあってないようなものだとは思いますが……。

とりあえず、「おれは普段からこうやってるぜ!」ってのを記します。

 

 

リキッドを空気にさらす方法

要するに、リキッドを呼吸させるのです。

海外のフォーラムでスティープについての書き込みを見ても、”Breathing”や”Oxidized”という単語を目にすることがしばしばありますしね。

 

手順は以下のとおり。

 

1. ふたを開ける

2. 中の空気を入れ替えるイメージでシュポシュポする

3. ふたを閉める

4. シェイクする

5. 時間をおいて、最初からくりかえす

 

期間としては3日間~3週間くらいで、けっこうな幅をもたせています。

ぜんぜん変わったように感じないリキッドもあれば、数日で変わるリキッドもありますので。

どうしても変化の度合いを見ながらになってしまいますが、しゃーないですね。

 

でもまあ、だいたいみんなこんな感じだと思います。

ちなみにリキッドの備忘録に書く『スティープ後』の内容は、この方法を実施したものがほとんどです。

 

ポイントを挙げるとすれば、シェイクする前にシュポシュポするところですね。

先にシェイクしてしまうと、ふたを開けた直後にリキッドが吹きこぼれることがあるからです。

ホントに微量なので、気にならない程度ではありますが……

そのたびにティッシュを使うのも面倒なので、自分はこの手順でやっています。

 

 

ひたすら放置する

なかなかの頻度で、開封後のリキッドをほったらかしにしています。

前回の記事にも書いたとおり、スティープには積極的な姿勢をとっているとはいえない自分がいるからです。

 

方法もなにもありません。

ただひたすら、放置するだけです。

冷暗所に保管とかそういうこともせず、室温と紫外線による経年劣化に頼っています。

 

スティープといっていいのかどうかわかりませんが、これがけっこう変わるんですよね。

 

クソマズだったリキッドでも、2ヶ月も経てば印象が良くなることだってあります。

逆にまったく深みが出ず、むしろフレッシュさが損なわれたように感じることもありました。

いわばギャンブルみたいなものなので、時機を見たテイスティングは必須です。

 

もちろんリキッドは水物なので、「数年間も放置する」といった愚行は避けたほうが良さそうです。

そのあたりも含めて、ユーザーが個別に判断しなければならないところですね。

 

 

RTAのタンクに放置する

またまた放置するだけですが、こちらはちょっと状況が変わります。

リキッドボトルのまま放置するのではなく、RTAのタンクに入れた状態で放置するのです。

 

満タンに入れる → ちょっとだけテイスティング → 放置する

これをくりかえします。

 

ちなみにこれ、自分のなかで最速で味の変化を感じられる方法です。

 

というのもこの状態、おそらく湯せんに近い状態になっているのかと思います。

湯せんとなれば、準備はもちろん、作業中のケアや後処理もめんどうです。

その点、RTAのタンクにいれるだけなら、いつでも吸って確認できるのでとっても楽です。

 

さらにいえばこの方法、スティープ後の傾向を予測するのに最適なんですよね。

自分好みっぽい方向に変化していれば、同時にボトルのほうでスティープを進めます。

「明らかに味が落ちた」とかそういった場合は、変化を待たずにガバガバ吸うようにしています。

吸いなれたリキッドではこんなことはしませんが、初めて吸うリキッドではわりとこの方法を用います。

 

ちなみに「リキッドを保持する」というところで、ボトムフィーダーでも実施したことがあります。

ただ、リキッドが熱をもちづらい構造のためか、そこまで大きな変化はないように感じました。

なので、できれば大容量のRTAを使って焚き気味でテイスティングするのがいいです。

Skylineとか、Engine Nanoとかね。

 

 

 

まあ、あくまで苦肉の策というか、積極的にスティープしない派の怠惰でしかないんですけどね。

でもだいたいハズれないので、便利ではありますよ。

 

 

さて。

書き殴るようにご紹介してきましたが、ここらへんでまとめます。

 

どちらかといえば、今でもリキッド探しには積極的なタイプです。

抵抗なく海外製のものにも手を出しますし、わりと早い段階で自作にも挑戦しています。

 

ただ、「スティープ」にはそこまで明るくないというか、あまり関心がないんですよね。

湯せんのような手間はかけないし、超音波洗浄機などの機器も使わないし、ラベリングによる管理もしません。

 

おそらく、アトマやらビルドやらセッティングのほうに比重をかけているのかなと思います。

そこにまだまだ追求の余地があるからこそ、スティープまで気がまわっていないのかと。

 

一度でもそこらへんが落ち着けば、スティープにも積極的になるんじゃないかと予想しています。

VAPERとして、まだまだヒヨッ子なんだなと実感しました。

 

というわけで今回は、ヒヨッ子な自己流スティープの方法をご紹介しました。

少しでも参考になれば幸いです。

 

以上、バイバイ!

 

コメント

  1. たかはし より:

    私はシェイク→蓋開けて中の空気解放したりボトルをつまんでシュボる→蓋するでやってましたが、やっていて疑問に思ってました。

    これはすぐに蓋をして意味があるのか!?!?

    と…

    蓋開けて置いておく、やってみます!とても参考になりました!ありがとうございます!

    • Ryo より:

      たかはしさん

      言われてハッとしました。

      実は放置するのにも、

      1. そのままほっとくパターン
      2. 中蓋を開けてほっとくパターン

      の2通りがあったんですが、そこに言及していませんでした!
      申し訳ないです!

      ちなみに、そのままほっといても味が変わるので不思議なもんです。

      あとで補足記事書きますね!
      気づかせていただいてありがとうございました!

      Ryo

  2. 中年VAPER より:

    ちょうど本日、ハイリクからアイスオレンジとラムネが届きました!ので、さっそくスティープを試してみたいと思います。

    • Ryo より:

      中年VAPERさん

      コメントありがとうございます!

      アイスオレンジは吸ったことがありませんが、HILIQのラムネは私も大好きなリキッドです!
      私の場合、最初はケミカルっぽさを感じることが多いので、1~2日くらいスティープしています!

      Ryo