【リデューサーを作る】その③ 使ってみる

● 【リデューサーを作る】その① 素材を選んでみる

● 【リデューサーを作る】その② 製作してみる

 

製作したリデューサーを実際に使用してみます。

 

素材の耐熱性は皆無なので、使えるのかどうかすらも不安に思っています。

問題なく使えた場合には、味の出方も気になるところですね。

 

とりあえずそのまま装着してみました。

 

 

フィッティングはいい感じです。

が、この時点で溶けそうな予感しかしません。

 

 

実際に吸ってみたところ……

見事に溶けました。

 

 

凸の頂点あたり、コイルに近い部分ですね。

普通に吸うぶんには問題ありませんでしたが、チェーンするとこの部分がやわらかくなってしまいました。

 

だらだらと溶け出すことはなかったものの、なんとなく気持ち悪いのでカットします。

 

 

あいかわらずピンボケしてますが、これもご愛嬌です。

 

 

再度吸ってみまーす。

 

 

うん。

結果からいえば、微妙でした。

 

こちらも、普通に使うぶんには何の問題もありません。

しかし、トップキャップに触るのもためらわれるくらいチェーンすると、若干表面がやわらかくなります。

爪を立てるとその跡が残る感じで。

やはり粘土では厳しかったのでしょう。

 

 

肝心の味ですが、これもまた微妙でした。

 

最初のうちは、油っぽいにおいがして、吸えたもんじゃなかったです。

 

こなれてくると普通に吸えるレベルにはなったんですが……

このリデューサーの有無が味に大きく影響しているかといえば、疑問が残ります。

 

 

 

外した状態で吸い比べたみたところ、味の変化がわかりづらかったんですよね。

濃くなった気はしないでもないけど、明確にわかるほど変わってない、みたいな。

日をまたいで吸ってみてもとくに印象は変わりませんでした。

 

 

これ、自分としてはけっこう大きな驚きでした。

無理やりデッキ内の体積を減少させても、劇的な変化がないのですからね。

 

差があったとしても微々たるモノなので、そんなに気にしなくてもいいのかなと。

自分の中にあるセオリーの根幹が揺らいだ感じです。

 

 

結論。

リデューサーっぽいものを作ることには成功しましたが、実用レベルには至ることはありませんでした。

 

 

作業自体はかんたんで、不器用な自分でも1時間もかからずに製作できました。

しかしながら、味に良い影響が見られなかったのは残念ですね。

 

それが素材によるものなのか、製作の過程によるものなのか、はたまたアトマイザーの構造によるものなのか。

現時点では定かではありません。

 

いずれにしても、この”おゆまるくん”的な素材では、自分が納得するレベルのものはできませんでした。

ぶっちゃけ、この味の出方であれば、空いたスペースにコットンを詰め込んだほうが楽です。

 

まあ、いい材料が見つかり次第、また試してみようとは思います。

 

以上、バイバイ。

 

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