なんか「VTCシリーズのバッテリーセルをVAPEで使用するな」みたいな内容が、各所で話題になっていますね。
コトの概要については、ツイッターユーザーのツイートを拝借します。
本日Amazonから以下のようなメールが届いてたのでカスタマーに電話してみました。
内容としては、SONYから「VTCシリーズは電子タバコに使うと危険」と連絡があり、使用の中止とギフトコードでの全額返金対応ということでした。
対応には納得ですが、VTC全部不適合となると対象者の数って一体…#vape pic.twitter.com/XnjsdhrQF7— そいあ (@soiawrench) September 16, 2018
詳しくまとめられていて、わかりやすいですね。
そいあ様、ありがとうございます。
要するに、VTCシリーズのバッテリーセルはVAPEでの使用を想定していないので使うなと。
こうしたSONYからのお達しがあり、販売店が対応したみたいですね。
ちょっと前までは「電子タバコに最適」みたいな文言で販売されているのも見かけたんですけどね。
ざっと商品ページを見たところ、そのような表示はすっかりなくなりました。
さて、ここからは私が思ったことを書きなぐります。
まあ、メーカーにしろ、販売店にしろ、このような注意喚起(と責任回避)は致し方ないと思います。
もしも訴訟問題に発展したら対応がちょーめんどくさくなりそうですからね。
あえて記事にはしていませんが、今でもちょこちょこあるじゃないですか。
VAPEの爆発事故。
テレビのニュースなど、表沙汰になっているのは海外での事故が多いように感じるものの、日本でも似たような事例がないとは言い切れません。
さて、私たちVAPERはどうすればいいんでしょうか。
VTC4とかVAPER御用達ですし、私自身もめっちゃ使ってるんですが……
今後はEfestのバッテリーを使えばいいんですかね。
……っていう話ではないと思うんですよ。
そりゃあVAPERからすれば、「切り捨てられた感」はあります。
が、そもそも「認められていない」って前提に立っていたはずなんですよ。
たまたまリチウムイオンバッテリーがVAPEでの使用に最適だったから使われていただけで。
その中でも、比較的信頼できる品質だったのがSONYのVTCシリーズってだけで。
メーカーが想定していないことなんて百も承知で、諸々のリスクを理解した上で使う。
これこそが、VAPEの使用における「自己責任」なんじゃないかなぁと思うのです。
考えてみれば、VAPEが社会に歓迎されないのは当然のことでしょう。
人を死に至らしめる危険性をはらんだ物体(リチウムイオンバッテリー)を、メーカーが意図していない目的で使うわけですからね。
これは、VAPEが広まることに対して少なくない抵抗感を覚えている要因のひとつでもあります。
しかしながら、正しい知識と相応の経験、リスク管理への意識さえあれば、爆発事故は防ぐことができるはずです。
これらを踏まえて、「安全に楽しく使おうぜ!」ってスタンスで私はVAPEを嗜んでいました。
コトが起こってしまったときは、どうせ誰も責任なんてとってくれません。
なので、いまさら騒ぐような話ではない気がしているのです。
まあ、情報を発信する側としては、難しいものはありますけどね。
これまで、「おすすめのバッテリーは?」と聞かれたら「VTC4です」と答えていました。
こうなってしまうと立場上、今後ブログにてVTCシリーズをおすすめすることはないでしょうけれど、ぶっちゃけこの回答の真意は今でも変わりません。
今回の件は、「社会からみるVAPERとしての在り方」みたいなものを考え直す機会になったのかなと思いました。
ツイートを引用させてもらった「そいあ様」とも、いろいろとやりとりさせてもらいました。
そいあ様も「電子タバコ用のバッテリーは存在しない」という前提の上で、初心者の使用に関する危険性やそれに伴う販売店の在り方など、VAPERとしてさまざまなことを危惧されているようでした。
なので「いまさらなぜ?」という疑問もあってツイートしたようで、そいあ様の考えについては私自身も100パーセント同意できます。
あえて書きますが、私たちは普段から、危険な物体をイレギュラーな使い方で運用しているのです。
騒動があったからといって、「VTCが使えない!」とか「どうすりゃいいんだ!」みたいにうろたえるのも、ちょっと違うのかなあと。
これを自覚した上で、安全に使いましょう。
以上、バイバイ。
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