UDのニッパーについて備忘録を書きます。
Fasttechで買ったものですが、Chrome Vanadium Steel Diagonal Pliers for E-Cigarettesという商品名でした。
長くてよくわかりませんが、とにかくクロームバナジウムらしいです。
「どうせ”VAPE用”とか書けば買ってもらえると思ってんだろ」
と邪推しながらも買っちゃいました。
さて、やっていきましょうか。
見てみた
見た目からすれば、普通のニッパーとそう変わりありません。
金属部分がMade In USAで、ハンドルのラバー部分がMade In Chinaらしいです。
正直、質感としてはあまり良い印象は感じませんでした。
日本製のしっかりとしたニッパーを触っちゃうと、どうしてもショボく感じます。
とはいえ、刃こぼれしてたりだとか、ラバーがちぎれていたりだとか、致命的な不具合はありません。
可もなく不可もなく、ということにしておきましょう。
刃の部分は面取りされてフラットになっています。
細かな処理に対応できるので、これはありがたいですね。
が、しかし。
「VAPE用なんだからこのくらいしてもらわなきゃ」と思った自分もいます。
刃の背面がフラットになっているワイヤーカッターなら、専用品でなくとも売ってるので……。
そんなひねくれた自分を満足させたのが、この部分です。
ハンドル部分の内側、両サイドに、ラクダのコブみたいなやつがついてるでしょ。
後述しますが、これがめちゃめちゃ便利です。
使ってみた
ハンドルを握ったときの感覚は、か~なり軽めです。
使いづらいとまではいいませんが、個人的にこのような「はさむ系」のツールはある程度の握力を必要とするほうが好みなんですよね……。
ただ、握力をかけすぎたときの「勢い余って手元が狂う」といったリスクを回避できる面もあるので、ここはポジティブにとらえておきましょう。
実際にワイヤーを切断した様子がこちらです。
14mmのちっちゃいRDA(Speed Revolutionクローン)を使いました。
いかに優秀であるかを示すためにギリギリを攻めて切ったのが裏目に出て、かえってわかりづらくなってしまいました。
画像の差し替えがめんどうなのでこのまま貫き通します。
切り心地としては上々です。
小気味よくカットできて、切断面にも気になるような乱れはありません。
さて、お次は刃ではなく、コブを使ってみましょう。
引き続き、Speed Revolutionのクローンを使います。
このトップキャップがめっちゃ硬い上に外径が小さいので、ゴム手袋でもつかみづらいんですよね。
コブがあるおかげで、楽に脱着できるようになりました。
ちなみに、はさむことができるのは22mmのアトマイザーまでです。
残念ながら、24mm以上のアトマイザーはムリでした。
リキッドチャージやアトマの付け替えなど、ゴム手袋をはめるまでもないような作業ってあるじゃないですか。
このニッパーがプライヤー代わりになってくれるので、とって助かります。
結果発表
アリ。
VAPEをたしなむ上で、ニッパーにはこだわってもいいと思います。
切り残したワイヤーがスリーブやトップキャップに触れると大変ですからね。
ショートするリスクを回避するためにも、むしろこのようなツールにこそ真面目に向き合うべきかもしれません。
そうしたVAPERのニーズに応えてくれるポテンシャルが、このニッパーにはあると思いました。
アトマ脱着に便利なコブも含めて使用感は良好ですし、「あると便利なVAPE用品」といっていいでしょう。
耐久性に関しても、そこまで悪くないというのが今現在の印象です。
ほかのニッパーも併用しているので正確なことはいえませんが、使用期間は約3ヶ月。
「若干、先端部分の切れ味がなくなってきたかなー」とは感じているものの、目立った刃こぼれはなく、まだまだ活躍できる状態ですね。
この価格でこのクオリティなら、アリだと思います。
もしもニッパー選びに迷っているのであれば、おすすめしたいくらいの製品です。
以上、バイバイ。
コメント
ズボラな私はいつもはみ出したワイヤーはネジ締めてからぐねぐねして切ってましたw
確かにふつーの工具だとツライチで切れないですからね´д` ;
良品を紹介していただきありがとうございます!
たかはしさん
コメントありがとうございます!
私もよくやってますよー!
ぐねぐねしたほうがネジのゆるみも確認できるので、むしろ安全とすら思ってます!
でもまあ、こういう製品がひとつあるとすごーく便利ですので、ぜひ参考にしていただけたらと思います!
Ryo