もうすぐ2017年が終わりますね。
総括の一環として、2017年 もっとも期待はずれだったVAPE製品 について書きます。
批判的な内容を含むため、時間をかけて慎重に考えました。
その結果、とあるRDAについて書くことにしました。
考えすぎた、斜め上の内容となってしまったかもしれません。
ご注意ください。
2017年、もっとも期待はずれだったVAPE製品とは
TYPE-R RDAです。
先にはっきりさせておきますが、私はType-R RDAをもっていません。
そういう意味で、まるで見当違いな批判になってしまうかもしれないのです。
一応、私なりのロジックはあるので、興味のある方だけ読み進めてください。
現物がないのでなんともいえませんが、製品の見た目や構造などは好みです。
余計な装飾がなく、シンプルでかっこいいですよね。
“Type-R”って名前もレーシーでイケてると思います。
構造も魅力的です。
AX-1とHadalyとYuriのいいところを掛け合わせたような構造という印象を受けました。
どれも好きなアトマイザーで、今でも使っています。(クローンを含めて)
これを考えると、おいしくないわけがないですね。
使い勝手も良さそうです。
しかも、当初は「日本製で5000円以下でリリース」といった意味のアナウンスがされてました。
そりゃあ期待値は高まりますよ。
詳細が公表された時点で「絶対買おう」と心に決めました。
が、しかし。
冒頭に書いたとおり、私はこれをもっていません。
買いませんでした。
では、なぜ買わなかったのか。
これはタイトルにある、「期待はずれ」の理由になります。
以下でそれについて書いていきます。
一言で表すと、発売までのプロセスが気にいらなかったのです。
いちばんショックだったのは、当初は日本製を謳っていたのに実際は中国製だったことです。
地味にダメージをくらってしまいました。
工場の選定は慎重に行われたようですが、各所のレビューを見るとやはり精度にばらつきがあるとか。
現物を持っていないのでなんともいえませんが、そりゃあ中国製ですからね。
安定した品質を求めるには時期尚早だったのかもしれません。
大げさかもしれませんが、このマーケティングはVAPE業界にとって大きなマイナスだったと思っています。
昨今、各分野において「メイドインジャパン」の優位性が失われつつあります。
ましてや日本のVAPE業界なんて、他分野でいうところの一昔前の中国や韓国みたいな状況になっています。
そんな中、Type-R RDAがなにかしらの変化を加えられるんじゃないかと期待したのです。
価格以上の品質をもたらすことができるんじゃないかと。
日本製マスプロ品の地位を確立できるんじゃないかと。
「メイドインジャパン」の威厳を取り戻せるんじゃないかと。
ふたを開けてみれば、ちょっと高い中国製です。
それよりも安くて似たような構造をしてるRDAなんて、たくさんあるじゃないですか!
「女子高生店員ユキちゃんが握った、愛情たっぷりのおにぎり」
これを注文したら、実際は
「ハゲ散らかした料理長マサユキが握った、塩っ気たっぷりのおにぎり」
これじゃ話が違うでしょ。
たとえマサユキのおにぎりのほうがおいしかったとしても、ユキちゃんの不格好なおにぎりのほうが食べたくて注文するんだから。
少し脱線したので、話を戻しましょう。
このような情報の錯綜に加え、例のHadaly騒動によるゴタゴタもありました。
ショップの信用問題に発展しましたが、あれもいろいろと大変そうでしたね。
自分自身は当事者ではないので、これ以上言及しませんけれど。
ただこの悲惨なマーケティングに関しては、正直目も当てられません。
オフィスエッジからすれば、不運なタイミングだったのでしょう。
モノに対する評価でなく、そのプロセスだけで消費者の購買意欲が失われることを実証した事例だと思いました。
個人的に、オフィスエッジは嫌いなショップではありません。
むしろ、国内のネットショップのなかでも良心的な価格設定なので、私自身何度も利用しました。
今も昔も利害関係は全くないので、これからも利用することはあるでしょう。
今後への期待をこめて、書かせてもらいました。
要するに、TYPE-R RDAについては「勝手に期待して勝手に裏切られた気がした」ということです。
しかもそのプロセスの部分にひっかかったため、製品うんぬんについて批判するつもりはありません。
むしろ製品自体はとても良さそうです。
理不尽に批判させていただいたので、これを機に購入しようと思います。
と思いきや、単体では売ってないのね。
抱き合わせの販売はあるのに。
RAM BOXはもってるからいらないしなー。
どうしよ。
とりあえず、以上。
バイバイ。
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