Coil Monstaの品質を検証してみた

Coil Monstaの品質に対して、懐疑的に感じている方も多いのではないかと思います。

今回は一般的なVAPE用ワイヤーと比較しながら、実際はどういった違いがあるのかを明らかにします。

 

比較対象として用意したのは、UDのワイヤーです。

入手性がいいので、いつもなんとなく買っちゃいます。

 

 

シュシュが可愛いですね。

カンタルの26ゲージで、両方とも材質と太さをそろえました。

 

 

検証にあたって

Maze V3を2つ用意しました。

なるべく同じ条件で検証するために、両方とも内径3mmの7巻でビルドしました。

 

 

 

検証に使うリキッドは、手持ちのなかでもっともガンクがつきやすいヤツを使います。

これね。

 

 

Pico純正のパフカウンターを使いながら、両方とも同じ回数パフします。

おおざっぱな感覚で、1パフにつきだいたい3秒くらいですかね。

 

かんたんな検証ではありますが、その結果を見比べてあーだこーだ書いていきます。

さあ、どうなるでしょうか。

 

 

ビルドしてみた感想

まず、抵抗値に若干のブレがありました。

UDのワイヤーだと、0.83Ω。

 

 

 

対するCoil Monstaは、ちょうど0.9Ω。

 

 

誤差の範囲かと思うので、品質がどうとかいう話ではありませんが……

一応、違いがあったことを書いておきます。

 

そんで、よくよく見比べると、Coil Monstaのほうが光沢がありました。

上のほうにあるのがCoil Monstaです。

 

 

撮影技術に問題があるので、画像では違いがわかりづらいですね。

手にとって比べれば、すぐに見分けがつくレベルです。

ワイヤーの状態だと見た目の違いはないように思いましたが、巻いてみるとけっこう違うもんなんですね。

 

 

巻きやすさ自体はどちらも変わりません。

が、ホットスポット除去のスピードに関しては、やはりCoil Monstaに軍配があがります。

些細な違いではあるものの、明らかな品質の良さを実感できます。

ブログだと詳しくお伝えできないので、そこが悔やまれますねー。

 

この時点でも、Coil Monstaのほうが良さそうな雰囲気が出まくっています。

 

 

味の違い

全く同じ出力で吸ってみました。

しかし味の違いについては、自分の味覚ではよくわかりませんでした。

明確な差はないといっていいでしょう。

 

 

ガンクの付き具合

とりあえず50パフしたときの様子です。

まずはUDのほうから。

 

 

ドライヒットしないようにこまめにチャージ(といっても3回くらい)しました。

30パフを超えたくらいから味が変化してきましたね。

さすがに40パフくらいすると、「ガンクのせいで味が落ちていく感」が露骨に伝わってきました。

 

 

次はCoil Monstaです。

 

 

んん?

こちらもガンクで黒ずんでいるのでちょっとわかりづらいですね。

 

並べてみましょう。

 

 

こうして比べると、UD(左側)との違いがわかります。

たしかにガンクの黒ずみはどちらにもありますが、Coil Monstaのほうが全然マシです。

「ガンクがつきづらい」みたいな謳い文句はまったく信用していませんでしたが、比べてみるとこんなに違うもんなんですね。

 

前項では「味に明確な違いはない」みたいなことを書きましたが、これだけガンクの付きが違うとなるとやはり変わってきます。

UDのワイヤーだと30パフくらいから味が落ちてきましたが、Coil Monstaは40パフくらいまで違和感すらありませんでした。

Coil Monstaのほうが長持ちするのは明らかですね。

 

 

ドライバーンしたときの様子

試しに、ドライバーンしてガンクを飛ばしてみました。

コイルにブラシをかけたり、水に通したりはせず、ただドライバーンしただけです。

 

UDのほうから見ていきましょう。

 

 

コイル中心部に変色はありますが、まだまだ使えそうですね。

 

 

次はCoil Monstaです。

 

 

こちらも若干の変色はあるものの、UDと比べるとめちゃめちゃキレイですね。

ビルドした時点で多少の差異はありましたが、コイルの形にも乱れがありません。

精度が良いっぽいので、型崩れしづらいのかもしれないですね。

 

ビルドした直後とまではいいませんが、それに近い状態だと思います。

これはすごい。

 

 

 

結果発表

やっぱりCoil Monstaの品質は良い。

 

たしかに、ちょっとした差ではあります。

気にしなければ気にならない程度のものであることは事実で、人によってはその恩恵を感じられないかもしれません。

 

しかし他の製品に比べて「違い」があることは明白です。

実のところ、自分自身がこの「違い」を疑っていましたが、見事に打ち砕かれました。

 

ズボラで鈍感な自分が実感できたくらいですからね。

Coil Monstaのクオリティの高さは疑いようがありません。

 

かんたんな検証だったものの、「明確な違い」を感じられたのは大きな収穫でした。

 

 

高価なワイヤーなので、強くおすすめはしませんが……

備忘録の記事にも書いたように、個人的には払ってもいいレベルです。

もし良ければチェックしてみてください。

 

購入する際には、材質や太さをしっかり確かめましょう。

以上、バイバイ。

 

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