最近あまり出番がなかったSerpent Altoちゃん。
部屋を片付けているとき、やたら視界に入ってきました。
「かまってアピール」がうるさかったので、しかたなくビルドしてあげることに。
使うもの
Serpent Alto本体に、もろもろのビルドツール。
コットンはなんとなくKendoを使うことにして、リキッドはVAPE MAILのSpecial deliveryを用意しました。
そんで今回は、ツイストワイヤーを使用しようかと思います。
おそらくまだ記事にしていなかったので、この機会に。
コイルビルド
SS304の素材でツイストワイヤーを作り、それを巻いて組んでいきます。
作り方はとってもかんたんです。
① 長めにとったワイヤーの両端を、マグカップの取っ手にくくりつける
② ワイヤー中央部分をもちながら、マグカップをぶら下げる
③ くるくる回す
ワイヤーの両端を切れば、画像のようになります。
ちなみに、回すときにはマグカップを落とさないよう注意してください。
ワイヤーをくくりつけるときは、しっかりと巻いたほうがいいですね。
もちろん、ある程度の重量があるものなら別にマグカップでなくてもいいです。
そのへんはユーザーの身の回りにあるちょうど良さげなものをチョイスしてください。
これを内径2.5mmで、5巻きします。
実をいうと6巻きしたつもりだったんですが、間違えていたみたいです。
頭にガンクが詰まっているのでしょう。
作成したツイストコイルを、ちょい上げ目を意識しながらデッキに組み込みます。
ドライバーンを済ませるとこうなります。
2本のワイヤーが作り出すラインが良いですね。
色合いを変えながら交差する様子もセクシーです。
アートコイルをやっている人であればもっとキレイに仕上げるんでしょうねー。
ワイヤーの網目も、焼き色の加減も。
抵抗値はMOD計測で0.27Ωでした。
「0.3Ω切っちゃうのは良くないなー」と思いながらも、捨てるのももったいないのでこのまま進めます。
ウィッキング
Kendoコットンを取り出します。
テキトーに。
このテキトー具合が難しいんですよね。
自分の場合、取り出したあとでフワフワ+スカスカな感じにしています。
Kendoコットンは弾力があるので、「ちょっと少ないかなー」くらいでもいいです。
このあたりは実物をみながら調整しましょう。
軽くよじって形を整えたあと、コイルに通してカットします。
Serpent Altoはコットンの長さがシビアなので、両端が底につくかつかないかくらいを目安に。
こんな感じ。
画像ではすでにリキッドを染み込ませていますが、Kendoコットンは最初の吸収が遅いです。
Serpent Altoのようなジュースホールにほどよく収めなければならないデッキだと、コットン両端の整形がちょっと難しいかもしれません。
しかし、最初の吸収の遅さは「良質なコットンあるある」です。
なのであまり気にしないようにしましょう。
完成!
あっという間に完成です。
さっそく吸ってみましょう。
うましー。
今回使ったリキッドは味が濃いほうじゃないんです。
ただ、それでもフレーバーの輪郭がはっきりわかるようなビルドになりました。
単線と違って、ツイストワイヤーはコイルの表面積が大きくなるので、味が濃く出るのは当たり前っちゃ当たり前ですけどね。
若干のスピットバックが発生するときもありますが、気にならないレベルです。
ビルドとしては大成功です。
そんで今回、「ツイストワイヤーはいいなー」とあらためて思いました。
手持ちのワイヤーでかんたんに作れて、こんなにおいしく吸えちゃうんですもん。
見た目についてもクラプトンほど気合が入ってるわけではなく、ちょうどよくエキセントリックです。
もしかすると、Serpent Altoとツイストワイヤーの相性がいいのかもしれません。
純正に付属してくるプリメイドコイルも、たしかツイストだった気がしますし。
ミストの出方がこの独特なエアフローにマッチしている感があります。
最初はツンデレっぽく始まりましたが、Serpent Altoはやっぱり良いRTAですね。
以上、バイバイ。
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