以前更新したビルドさらしの記事で、唐突にツイストワイヤーを使ってコイルを作成しました。
今回はこれについて、ちょっとだけ詳しく書いてみようと思います。
ちょっとだけです。
まずおさえておきたいのが、「コイルの表面積が大きいほど味が出やすくなる」ということ。
知っておくべきVAPEのセオリーというか、定説のひとつですね。
これをダイレクトに実感できるのは、クラプトンワイヤーを使ったときではないでしょうか。
表面積の大きいクラプトンワイヤーであれば、明らかにテキトーなビルドでもおいしく吸えちゃいますからね。
ただし、実用面での懸念事項が増えちゃうんですよね。
モノにもよりますが、抵抗値が下がりすぎたり、熱を持ちすぎたり。
しかも、単線よりもちょっと値が張るので、貧乏VAPERとしてはガンガン使う気にならないってのも少なからずあります。
すると、「じゃあだまって単線使えばいいじゃん」となるのは自然な流れであって。
もちろん単線でもおいしく吸えます。
が、それってセッティングがハマる前提での話なんですよね。
コイルの仕様や位置、デッキの構造やリキッドとの相性も含めて、模索する必要があります。
そこで提案したいのが、ツイストワイヤーです。
個人的には、「クラプトンほどではないけど単線よりも味が出やすい」みたいなポジション。
出かける前、時間がなくて急いでビルドするときになんかはめっちゃ便利です。
自分自身、そんなに頻繁に使っているわけではないですが、ここぞというときに活躍してくれるのがツイストワイヤーです
初めて使うアトマやリキッドで、味が薄く感じるときにも活用しています。
原因を探るとき、わざわざセッティングを見直すのが面倒な場合なんかには、このツイストワイヤーを使って様子をみています。
せっかくなので、サクッと作り方をご紹介しましょうか。
まずはマグカップの取っ手にワイヤーの両端をくくりつけて……
(撮影のために押しピンで固定していますが、普段は手にもって作業しています。)
マグカップの重さ+遠心力を利用して、ツイスト。
ハンパな両端を切って、完成。
ワイヤーをくくりつけられるモノであれば、マグカップじゃなくてもかまいません。
ある程度の重量があったほうが作りやすいですが、ドライバーでもハサミでもリキッドボトルでも作ることはできます。
もちろん、「こんなことするなら単線でいいや」とか、「最初からクラプトンで巻くわ」とか、好みはあるとは思います。
でもまあ、手持ちのワイヤーで作成できるし、作業自体もカンタンですからね。
既製品も販売してはいますが、ぶっちゃけ買う必要性は一切感じません。
慣れれば、1分もかからずに作れます。
好きな素材で、好きなゲージで、自分にあったものを作るほうがいいと思います。
より充実したVAPEライフを送るためにも、一度試してみてはいかがでしょうか。
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