SONYのVTC5について、使用感やらいろいろ思うことやらを書きます。
容量は2600mAh。
18650バッテリーのくくりで考えれば、多いほうですね。
普通に嗜む程度のVAPINGであれば、丸一日くらい余裕でもちます。
抵抗値を下げてアホみたいにブカブカ吸わなければ、ですね。
朝から晩まで家を空けるような外出のときには、このVTC5を充電マックスにして連れていくようにしています。
多めに吸った日でも、帰ってきた時点での残量はおよそ半分程度。
ほとんどの場合は、3分の2以上も残っています。
もちろん、外出時の使用機会やスタイルによって変わることなので、一概にはいえません。
ただ、自分の環境でいえば2600mAhは十分な容量です。
極端な爆煙セッティングはせず、主にテクニカルで運用しています。
DNA機などの電力消費が多いMODを使っても、安定した運用ができています。
人によっては、残量が少なくなってくると「ガクッ」と出力が低下するのが気になるかもしれません。
セミメカやメカニカルで運用したときは特に顕著ですが、まあ許容範囲内でしょう。
バッテリーとしては十分機能しているので、性能に関してこれといった不満はありません。
今現在での使用期間は、だいたい半年くらいですかね。
残量の減り方には、とくに異常はみられません。
出力の様子も、未だに安定しています。
とても信頼できるバッテリーです。
結果発表
残念ながら、ナシ。
今保有している18650バッテリーの中では、エース級の活躍をしています。
ただ、あえてこれを選ぶ必要はありません。
というのも、このVTC5。
こいつは、スペック表記の問題を抱えています。
ショップさんの表記を見ると、『30A(Pulse-60A)』となっているところが複数見られます。
つまり、連続放電が30A、パルス放電は60Aということですね。
よほどむちゃなセッティングをしない限り、VAPE用のバッテリーとしては十分なスペックです。
しかし実際のところは、連続放電が20A程度、パルス放電は25A程度しかないとのこと。
そもそも、「VTC5」と銘打つバッテリーに連続放電が30Aのものは存在しないそうです。
だからといってVAPEに使えないわけではないですが、命に関わることなのでハッキリしてほしいですよね。
ちなみに、同じくSONYの「VTC5A」というバッテリーは、連続放電が25A(20Aという説も)、パルス放電は30Aらしいです。
容量が変わらず安全マージンを確保できるのであれば、VTC5Aを買ったほうがいいに決まってます。
2本セット商品の比較ですが、価格もそこまで変わらないようですし。
● VTC5
● VTC5A
何を血迷ったのかVTC5を買ってしまいましたが、完全に失敗しましたね。
そろそろまとめに入ります。
バッテリーのスペック表記については、確証となる情報に乏しいのが現状です。
どのバッテリーも、共通してこの問題を抱えているといえます。
しかし、VTC5のスペック表記は、特にユーザーを混乱させるようなものばかりです。
自分の場合は、使っていて不便に思ったことはないですし、トラブルなくVAPINGできています。
もしも購入を考えているのであれば、正しいと思える情報を取捨選択しましょう。
そして、実際に買うのであればVTC5ではなく、VTC5Aをおすすめします。
コメント