VAPEを始めてからというもの、たくさんのことを学びました。
「鉄観音っていうお茶がある」というのも、そのひとつです。
ウーロン茶の一種らしいですが、まだ飲んだことがありません。
リアルでは口にしたことがないものをVAPEで味わう。
別に珍しいことでもないので、気にせず書いていきます。
比率はVG80:PG30で、ニコチンは入っていません。
吸ってみた感想
セッティング
① Maze V3 / SS28G / 内径3mm / 1Ω / 15W~20W
② Maze V3 / SS26G / 内径3mm / 0.3Ω / 25W~35W
③ Maze V3 / カンタルA1 クラプトン / 内径3mm / 0.7Ω / 20W~30W
鉄観音、おいしいです。
今まで吸ったどのリキッドにも似つかない、不思議な魅力のある味でした。
一言で表せば、甘いお茶です。
海外で緑茶を買って飲んだことがある人は記憶にある味でしょう。
強くはないけれど、ほんのり程度では収まらないような甘さがあります。
とはいえ、お茶感がないわけではありません。
吸い終わった後に、じんわりと渋みが感じられます。
口の中がすっきりして、いい感じの余韻に浸れます。
抵抗値やワット数を上下させても、フレーバー自体の印象はあまり変わりませんでした。
ミスト温度が上がると「ホットなお茶感」が出るので、これもまた美味です。
セッティングへの対応に幅があるので、ユーザーの好みに合わせて吸えるリキッドというところでしょうか。
個人的には、高抵抗でちびちび吸うスタイルが好みでした。
ガンクのつき具合
スコンカーに入れて5mlくらい消費したときの、コイルとコットンの様子です。
新品のクラプトンと、無印コットンを使いました。
閲覧注意。
見てみると、けっこう汚れているように見えますね。
もともと茶色がかったリキッドだとはいえ、コイルの黒ずみやコットンの汚れが少し気になります。
何と比べるかにもよりますが、ガンクはつきやすい部類に入ると思います。
でもまあ、個人的には許容範囲です。
容量2mlのタンクであれば、満タンチャージ2回分ごとにデッキにアクセスしてドライバーンするようなイメージでしょうか。
これならまあ許せるというか、ルーティンにするとしてもそんなに面倒ではないですね。
これだけ黒くなっているとはいえ、味が悪くなった感覚がなかったのでずっとチェーンしていました。
急激な味の変化が感じられなかった以上、ややもすれば自分はこのまま吸っているかもしれません。
みんなの使用環境ではどうなんでしょうか。
結果発表
アリ。
「もっと早く買ってればよかったー」と思いました。
鉄観音を飲んだことがないのでなんともいえませんが、おいしいことに変わりはありません。
先入観がないためか、吸っているうちにだんだん感じ方が変わってきました。
甘みが出るようなセッティングだと、ウーロン茶というよりも抹茶味のお菓子のようにも感じます。
こういうのもおもしろいですね。
しかし、お茶そのままの味を求める人には向いていないでしょう。
お茶の風味はしっかり存在するので、その場合は甘みがなければ完璧だったと思います。
VGを使っている以上、これを実現するのは困難だと思いますが……。
日本人が想像するお茶のように、渋みや香りの良さが引き立つリキッドがほしいですね。
ただ、これはこれ、あれはあれと割りきって楽しむことも大事です。
この鉄観音、個人的には気に入りました。
商品ページはこちら。
HILIQさんのホームページ↓
以上、バイバイ。
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