今回はクアッドコイルの作成にチャレンジします。
とはいえ、コイル4つも組んでしまうと抵抗値がダダ下がりになるので、ちょっとした工夫を凝らしてビルドします。
使うもの
アトマイザーは、Split R Attyのクローンにします。
SJMYのヤツですね。
今となっては「使っている人を見つけるのは大変なんじゃないか」と思ってしまうような、古いRDTAです。
テイスティング用のリキッドはDEMON VAPEのカスターデイションを使います。
寒くなるとこういうリキッドを吸いたくなるんですよねー。
ビルド用品ですが、最初はこんな感じで用意しました。
が、しかし。
ビルドが終わるころには、こんな感じになってしまいました。
目測を見誤ったわけですね。
実際ビルドしてみたところ、めっちゃめんどくさかったです。
それを念頭においた上で読んでください。
コイルビルド
お遊びみたいなビルドなので、安価なワイヤーを使います。
ホムセンで買った、SS304ですね。
まず、コイルをひとつ作りましょう。
内径3mmで5巻きしました。
クアッドコイルなのでこれを4つ……と思いきや。
ワイヤーを切らずに、このままもうひとつコイルを作ります。
こんな感じで、ジグ同士をそわせるように巻きました。
こうしないと、コイルにテンションをかけたときに崩れちゃうからです。
おれが知らないだけで、ほかにもっといい方法があるかもしれません。
んで、これを2つ作ります。
メガネっぽい感じになりました。
さらっと書いていますが、実際は何回もやり直しました。
「もうやりたくない」と思うレベルで。
気を取り直して、デッキに組み込みます。
RDTAのウィックホールに合わせようとバーチカル(タテ巻き)で組んだのですが、クリアランスがギリギリだったのでちょっとずらしました。
トップキャップやポストに触れてショートすると危険なので、これは致し方ないですね。
んで、ドライバーンしてみました。
なんかすげぇ……!
コイルの見た目は汚いですが、熱を入れてみるとさすがに派手です。
でもこれって、要するに変則デュアルなんですよね。
実際、抵抗値もたいしたことないです。
MOD読みで、0.56Ωです。
ね、全然大丈夫でしょ。
これが4つのコイルを個別に組み込むなら、間違いなく抵抗値は0.3Ωを切るでしょうね。
「低抵抗に抵抗を感じるVAPER」なので、今回は変則デュアルにしました。
ウィッキング
コットンは無印良品のものを用意しました。
んで、今回は表面の硬い部分を使います。
これを半分に切って……
片方を4分割して……
これを使います。
シートタイプのコットンを使うイメージですね。
そのままぶっ刺すつもりでしたが、コイルが崩れそうだったので分解して通すことにしました
なんか気持ち悪いですね。
余分なコットンを切って、アトマを組み立てます。
こんな感じになりました。
こうしてみると、全然おいしくなさそうですね。
まあ、とりあえずこれで完成です。
吸ってみた
リキッドを染み込ませて、いよいよ吸ってみます。
思いのほか、うまかった。
けどもうやりたくない。
香りが広がるような感じはなく、直接的な味がガツンとくる印象を受けました。
「こういう味の出方、好きな人は好きだろうなー」って思いました。
ただ、肝心のクアッドコイルの恩恵みたいなものは一切感じませんでしたね。
むしろ、コットンの端が口に近いので、吸いはじめは口にリキッドがバンバン入ってきて不快でした。
結論。
こんな労力をかけるくらいなら、普通にデュアルで組んだほうがいいですね。
今回はSplit R Attyを使いましたが、普通のベロシティデッキのほうがラクだったかもしれません。
ちょっとクセがありますもんね、このRDTA。
まあでも、それなりに楽しかったですよ。
めんどくさかったのは事実ですが、組みあがったときはものすごい達成感がありました。
その過程がエッセンスとなって、おいしさを感じさせている部分もあるかもしれません。
含みをもたせたところで、終わりにします。
以上、バイバイ。
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