WotofoのSerpent Altoをビルドします。
動画やら記事やらでさんざんビルドされているので、流し読みでけっこうです。
ただ、それではあまりにも芸がないので、自分なりのこだわりポイントも紹介させてもらいます。
ビルド自体、決して得意ではないですが、なにかの参考になればと思います。
使うもの
今回使うものはこちら。
ワイヤーは ss316 28gaを使います。
コットンはお決まりの無印良品のカットコットン。
その他もろもろのビルド用品。
今回はオームメーターを使わず、MODで抵抗値計測から焼入れまで行います。
試飲リキッドには久々にザ・モンスターを用意しました。
さあ、やっていきましょう!
コイルビルド
ワイヤーはss316 28gaを7巻きして、マイクロコイルを作成します。
なんとなくです。
10cmくらいを切り出し、内径は2.5mmで巻きます。
これについては、なんとなくではありません。
というのも、Serpent ALTOのコイル内径は2.5mmか3mmがいいと思っています。
ソースは心もとない経験則。
ジュースホールの大きさに関係しているのかもしれませんが、このくらいの内径であれば漏れづらい気がするんですよね。
さらにいえば、2mmとか3.5mmになると漏れたりイマイチ味が出なかったりします。
なので今回は内径2.5mmで巻きます。
足の向きは同じ方向、同じ高さになるよう処理します。
この時点で汚いですが、どうせ後で整形します。
気にしない、気にしない。
デッキに組み付けて高さ調整。
ここもポイントですね。
エアホールの位置を見ながら、まんべんなく当てるとだいたいこんな感じになるかと思います。
このままでも良いと思います。
しかし私の場合、ここからポール側に少し寄せます。
ほんの少しね。
微妙すぎて違いがわかりませんね。
とにかく、ポール側のエアホールに近づけてミスト温度を下げるイメージです。
味の濃さを求めず、味も香りもバランスよく楽しみたい派にはおすすめです。
この辺はお好みで良いでしょう。
焼入れします。
撮影するのが難しかったです。
抵抗値はこちら。
MOD計測で、0.71Ωでした。
なんか中途半端な気がしますが、まあいいでしょう。
ウィッキング
俗に言う、スコティッシュコットンロールをやります。
ウィッキングをまともにさらすのは今回が初めてなので、少し丁寧に説明します。
まずは片側の表面をはがして伸ばします。
パンパンに詰め込むと味がでなくなるので、使うのはこの1/5くらいです。
使う部分をちぎってから、端のかたい部分もちぎります。
硬い方を芯にしながら巻いて、片側をよじります。
Serpent Altoの場合、これでもちょっと多いくらいですね。
コイルに通すときに様子を見ながら調整しましょう。
やさしくコイルに通したら、この時点で軽くそぎます。
面倒なときはこの作業を省くこともあります。
なので、ほんの少しでいいです。
次はカットですが、ここも重要なポイントです。
Serpent Altoのウィッキングはシビアで、コットンが長くても短くてもダメです。
漏れたりドライヒットしやすくなります。
コットンの末端がジュールホールの底に付くか付かないか。
このくらいがちょうど良いと思っています。
私は、いつもタンクベースの外周に沿ってカットしています。
すると、いい感じの長さになります。
リキッドでコットンを濡らしながら型作り。
このとき、ボトムのエアホールにコットンが触れていないかをチェックしましょう。
もし触れていると漏れの原因になるので、注意が必要です。
完成!
なぜかコイルが黒く見えますね。
実際はそうでもないので気にしないでください。
最終的な抵抗値は0.77Ωでした。
7巻で0.77Ωとなれば、なにかいいことがありそうですね。
さて、最後にポイントをまとめましょう。
● コイルの内径に気をつける ⇒ 2.5mmか3mmがおすすめ!
● コイルの位置に気をつける ⇒ ポールのエアフローに少し近づけるのがおすすめ!
● コットンの長さに気をつける ⇒ タンクのベースの外周に沿ってカット!
味と香りのバランスが良く、とっても美味しくできました。
考えてみれば、Serpent Altoを使うのは久々な気がします。
さんざん浮気しましたが、やっぱりこの子が好きです。
Serpent Altoを使っている人、もしくはこれから買う人にとって、少しでも参考になればと思います。
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