VAPEなんてやらないほうがいい

 

客観的に考えると、VAPEなんてやらないほうがいいと思います。

大きく分けて、理由は4つあります。

 

1つは、安全性が担保されていないこと。

バッテリーの取扱はもちろん、吸引する水蒸気が人体に及ぼす影響だって未知数です。

危険かつ有害かもしれないモノを常用する、この時点でどうかしています。

少なくとも、わざわざお金を費やすべきことではありません。

 

2つ目は、散財の原因になること。

VAPE用品は、その安全性が担保されていないながらも、散財の原因になります。

なにせ、物欲を刺激するのです。

程度の差はあれど、リキッド、アトマイザー、MOD、それぞれとっかえひっかえ新しいものを買おうとします。

気になるモノがあれば、海外から輸入までして手に入れたがります。

しまいには、加工された金属をみて「おいしそう!」と思ってしまう状態に。

こうなったらもう手のつけようがありません。

 

3つ目は、ゴールがないこと。

今の使用環境に99%満足していても、100%を求めてしまうのがVAPERの悲しい性です。

たとえそれが実現しても、散財が止まることはないでしょう。

なぜなら、100%よりさらに上の「自分が知らない世界」を期待するのです。

本人が飽きるか、財政破綻するか、他の対外的な要因で辞めざるを得なくなるまで、際限なく求め続けるのです。

ありもしないゴールを追いかけるのは、無駄なことですね。

 

 

4つ目は、人の迷惑になること。

VAPEは、いくら控えめにセッティングしても、仰々しい水蒸気を排出します。

上流に昇らず、滞留時間が長いのが特徴です。

タバコほど不快は匂いはしないものの、他人が吐いた水蒸気が蔓延する空間を心地よく思うはずがありません。

やはり、VAPEの水蒸気は迷惑そのものでしょう。

 

人の迷惑になるということは、当然ながら最低限のマナーを守らなければなりません。

このカルチャーはまだまだ発展途上で、市民権を得るのは当分先のことでしょう。

それまでは、肩身の狭い思いをしながら嗜む必要があるのです。

 

 

さて、VAPEなんてやらないほうがいい理由を4つ書き連ねてきました。

これほどまでに無駄な嗜好品は、なかなかありません。

しかし、なぜVAPEをやめられないのでしょう。

 

たばこのように、依存性があるのでしょうか。

そうは思いません。

単純に、楽しいからだと思います。

 

心から楽しめる物事は、理屈を超越します。

多少の不条理があっても、それを受け入れてしまうのです。

 

確かにVAPEは、安全性が担保されていません。

無駄に物欲を刺激されるのに、明確なゴールがありません。

周囲に気を配る必要があって、肩身の狭い思いもします。

冷静に考えれば、VAPEはやらないほうがいいのです。

 

しかし、ロジカルな考え方やシステマチックな判断が、幸せを運んできてくれるわけではありません。

VAPEから感じられる楽しさは、ほかの嗜好品にはない特異なものです。

これからも、VAPEを続けます。

 

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