Coil Fatherのメカスコの備忘録。
テクスコデビューを目論んでいた僕が、メカスコを買ってしまいました。
もちろんテクスコをあきらめたわけではありませんが、今回はとりあえずこの製品について書いておきます。
見て思ったこと
外観の仕上がりはキレイではありません。
というか、むしろ汚いくらいです。
わかりますかね。
パネルに接着剤がこびりついているんです。
裏側の処理なんてもっとひどい。
マグネットから溢れてるし、糸ひいてるし。
これはかなりのマイナスポイントですが、別に気にしていません。
なぜなら、価格がめっちゃ安いからです。
中をみてみましょう。
L字のプレートの面が、接点に触れて通電する仕様。
まあ、メカスコにありがちな構造ですね。
スイッチのロックは絶縁体となる四角いやつをはさんで行います。
一応、マグネットもついていました。
スイッチを上下させたり、まわしたりしてロックするタイプではありません。
一回パネルを開けなきゃいけないので、人によってはこの手間を嫌うかもしれませんね。
でも僕は、間にはさみこんでロックする機構のほうがいいと思っています。
たしかに面倒ではありますが、メカだからこそ、どう考えても押せない状況を作るほうが安心するんですよね。
話を戻します。
ちょっと疑問に思ったのは、バッテリーの向きの指定です。
僕の感覚的なところでいえば、似たような構造のメカスコでもマイナスを上に入れるものが多いように思います。
でもこの製品はプラスが上になっていますよね。
まあ、メカチューブみたいなダイレクトコンタクトではないので、そこまで神経質に考えなくてもいいような気はします。
ボトルを見てみましょう。
やわらかいシリコンです。
チューブには何の工夫もありません。
ただの筒です。
供給の具合が気になったら、斜めにカットしても良さそうです。
ちなみにこのボトルはフードグレードらしいんですが、めっちゃゴム臭かったです。
洗ってもなかなかとれませんでした。
さわって思ったこと
質感が良いとかはまったく感じないです。
安価なスコンカーですし、そこは求めていません。
念のために書いておきますが、各部の締め付けはゆるゆるでした。
メカスコですからね。
このあたりは購入したときに自分で調整する前提になるでしょう。
握ったときの感覚についても書いておきます。
この製品における、唯一といっていい特徴がこの形状です。
アシンメトリーな感じでアールがついています。
これ、右手を使って人差し指でパフする場合はめっちゃフィットします。
これがすごく快適です。
普段は「右手もち+人差し指パフ」でVAPINGすることが多いので、嬉しかったです。
「左手もち+親指パフ」もいい感じでした。
ただ、上記の2パターン以外はちょっと微妙でした。
ほかの部分の角が鋭いので、画像のような状態で握ると手が痛くなります。
ぐっと握りこまなきゃいいだけなんですけどね。
「右手もち+人差し指パフ」と「左手もち+親指パフ」がめちゃんこ快適なだけに、不快感が際立ってしまったのでしょう。
使って思ったこと
使い心地はいたって普通です。
スイッチのストロークがちょっとだけ長いような気もしましたが、全体的に普通のメカスコって感じです。
普通に使えるってのはとっても良いことだと思います。
ひとつだけ残念に思ったのは、24mmをのせると若干はみ出してしまうところですね。
厳密にはMODの幅に収まっているのですが、面取りされた部分に影ができるんですよね。
気になる人は気になるでしょう。
24mmのRDAをあまり使わない自分からすれば、些細なことではあります。
22mmをのせるとこんな感じ。
懐かしいRDAを乗せてみました。
MODが極端なほどにシンプルなので、どんなRDAでもマッチングできると思います。
結果発表
アリ。シンプルMOD好きにはおすすめ。
スコンカーは好きなので、これまでいくつも買いました。
メカスコを使うのも初めてではありません。
そんな中、この製品はとくに気に入っちゃいました。
ここまでさんざんディスっていたように、製品の質はあまり良くないです。
ただ、ものすごく安いのでね。
それも折り込み済みで買うなら、どうってことはありません。
なにより、シンプルを極めたこのデザインが好きです。
大げさなロゴや装飾がないので、スキンでラッピングしたり、塗装したりするのもアリです。
カスタムベースとしても優秀ですね。
メカスコはメンテナンスもしやすいですし、ひとつ所有しておいてもいいんじゃないでしょうか。
以上、バイバイ。
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