Vandy VapeのMTLクラプトンを買いました。
正式な名称は316L Stainless Steel Superfine MTL Fused Clapton Heating Wireらしいです。
手元に届いたのは去年で、ようやく記事に書きます。
さあ、やっていきましょう。
見て思ったこと
パッケージを見て気になったのは、抵抗値の目安が書いてあるところです。
これはいいですよね。
内径2.6mmで6巻すれば、0.9Ωになるとのこと。
「内径2.6mm」ってのがちょっとクセありです。
ここは2.5mm基準で考えたかったところですが、計測方法によっても違うのかな?
まあ、普段あまりクラプトンワイヤーを使わない自分からすれば、だいたいの目安を表記してるだけありがたいとは思います。
裏側はこんな感じ。
なんかディスクブレーキのローターみたいでかっこいいです。
ワイヤーは外周に開けられた穴に通して留める感じですかね。
使い勝手はどうなんでしょう。
さわって思ったこと
とりあえず一周分、ワイヤーを取り出してみました。
クラプトンとはいえ、MTLに特化したものです。
なので、めっちゃ細いです。
そんで、めっちゃやわらかいです。
切りとったワイヤーは、約15cmでした。
6巻きくらいであれば、十分すぎる長さですね。
初期状態のようにワイヤーを留めてみます。
使うたびにぐるぐる巻かなきゃいけないのがちょっと面倒ですね。
普通に切れ込みにはめるような留め方でも良かった気がしますが……
単線に比べればずいぶん太いので、強度的に無理だったんでしょうかね。
使って思ったこと
表記されていた目安に従おうかと思いましたが、あえて仕様を変えて巻きました。
内径2.6mmではなく、内径3mmで6巻してみます。
オームメーター読みで、だいたい1Ω前後ですね。
一応コイルは冷えた状態で計測したんですが、たぶん使うMODによっても変わるでしょう。
「内径3mm+6巻=1Ω」が自分なりの目安になりそうです。
ビルド自体は、クラプトンにしてはやりづらかったですね。
細くてやわらかいので、形を整えるのにちょっとだけ苦労しました。
ただ、単線のSSワイヤーで同じ抵抗値にするのはもっと苦労するでしょう。
そう考えれば、やりやすい部類に入るのかなと思います。
スプールに巻かれたワイヤーの張力があまり強くなかったので、こういう留め方もできました。
コイルレッグの処理の仕方にもよりますが、6巻だと一回に使うワイヤーの長さは15cmもいりません。
なので、これはちょっとした節約になります。
ただ、こうやって運用するのであれば使うたびに穴をずらして留めなきゃいけないんですよねー。
であれば、ぐるっと潔く使っちゃったほうがいいような気がしてきました。
結果発表
アリ。
そもそもこれを買ったのは、Simple EXに付属していたワイヤーが気に入ったからなんです。
高抵抗でもかんたんに味が出て、運用がラクでした。
付属ワイヤーの素材はNi80だったので、同じものを買っても良かったんですけどね。
でも「どうせなら別の素材を試してみよう」と思って、今回はSS316のものを買いました。
たびたび使っていますが、とってもいいですよ。
高抵抗でSSワイヤーを使いたいなら、かなりおすすめです。
高抵抗MTLユーザーは、温度管理で運用している人も多いと思います。
SSワイヤーだと温度管理もしやすいので、使い勝手は良くなるんじゃないでしょうか。
ぼくはいつもどおり、FastTechで買いました。
記事を読んで、このワイヤーが欲しいと思ったVAPERさん。
買うときに注意なんですが、ワイヤーの仕様を確認したほうがいいです。
というのもこのワイヤー、ものすごくいろんな種類があってね。
どれも微妙にサイズが違っているんです。
たとえばクラプトンの芯に使われているワイヤーが、1本だったり、2本だったり。
そんで、太さが30ゲージだったり、32ゲージだったり。
購入を検討されている場合、素材はもちろん、本数や太さもみて判断してください。
以上、バイバイ。
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