「えっ、またニクロムワイヤーかよ……」
と思った方も少なくないでしょう。
そう。
またもや、Coil FatherのNi80について書きます。
ただし今回ご紹介するのは、ワイヤーの太さが30ゲージのものです。
製品の詳細は次の記事を参考にしてください。
● 【Coil Father】Ni80 Heating Wire 28ga
今回違うのはワイヤーの太さだけなのでね。
一応、見ておきますか。
30ゲージというとなかなかの細さですよね。
ステンレスワイヤーだと、やわらかすぎてビルドしづらい感じがするくらいに。
ニクロムの30ゲージはどうなんでしょうか。
試しに、ドギーに組み込んでみます。
率直な感想としては、ビルドしやすいと思いました。
前にご紹介した28ゲージと比べてしまえばさすがにやわらかさは感じるものの、ビルドしづらい印象はありませんでした。
ステンレスの30ゲージよりは、あきらかに扱いやすいですね。
ちなみに、内径2.5mmで6巻きしたところ、抵抗値が1.23Ωになりました。
ぜんぜんイケるじゃないか!
もっと下がるかなーと思ってたんですけどね。
普通の感覚で使ったとしても、十分な安全マージンをとれます。
高抵抗で吸うことが多い自分としては嬉しい限りですね。
クラプトンワイヤーなんかを作成するときのラウンド用としてはどうなんでしょうね。
芯線にもよりますけど、よく目にするのは38ゲージや40ゲージな気がするし、攻めたとしても32ゲージとかになるのかな?
使えないこともないとは思いますが、ビルドしたときの抵抗値を考えるとさすがに太すぎるか。
おれの個人的な嗜好にあわせるとすれば、30ゲージなら普通に単線のまま使うでしょうね。
結果発表
アリ。
VAPEを始めて間もないころ。
ネットで「カンタル信者はいずれニクロムを使い始める」みたいな文言を目にしたんですよね。
ふと、このことを思い出しました。
今回使ってみて、なんとなくそれがわかった気がします。
28ゲージのときは思わなかったのに。
なんででしょうね。
まあ、使用感も含めてカンタルで十分ではありますが、ニクロムのほうがいいってのもわかります。
カンタルに比べて立ち上がりが速くて、しかも温度管理機能が使えるのでね。
高抵抗MTL仕様でビルドしている人であれば、ニクロムの30ゲージはアリだと思います。
以上、バイバイ。
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